Antigravity IDEのMCPサーバー設定ガイド

ローカルまたはリモートのツールを、正しい設定ファイルで安全に接続します。MCP Store、mcp_config.json、プロジェクト単位の設定、確認方法、WSL、権限管理を順に説明します。

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Antigravity IDE MCPガイド

v2.2.1系で確認 ローカルstdio/リモートHTTPサーバー 2026年7月24日
公式ダウンロードを開く MCP設定を始める

ダウンロードはGoogle公式ページへのフォールバックです。未確認の固定インストーラーURLは掲載しません。

MCP設定前のAntigravity IDEエディターとエージェントパネル

先に結論: Antigravity IDEのエージェントパネル右上にある3点メニューからMCP Serversを開き、対応サーバーをStoreからインストールします。独自サーバーはManage MCP Serversから生の設定を開き、~/.gemini/config/mcp_config.jsonのmcpServersへ追加します。特定プロジェクトだけで使う場合は.agents/mcp_config.jsonを選びます。再読み込み後、まず機密性のない読み取りだけを試してください。

Antigravity IDEのMCPサーバーでできること

Model Context Protocol(MCP)は、エージェントが外部ツールや外部コンテキストを共通の方法で利用するための規格です。MCPサーバーは、データベースのスキーマ、ドキュメント、課題管理、クラウド資源、ファイル解析、外部APIなどをツールとして公開できます。Antigravityは設定されたローカルプロセスを起動するか、指定されたリモートエンドポイントへ接続し、利用可能なツールを読み込みます。

MCPサーバーの追加は、テーマの追加とは危険度が異なります。ローカルstdioサーバーは端末上でコマンドを実行します。リモートサーバーはデータを受け取り、OAuthやトークンを求める場合があります。追加前に、提供元、読み取るデータ、書き込み可能な操作、ワークスペース外へのアクセスが本当に必要かを確認してください。

この手順はGoogleの現行ドキュメントに合わせ、Antigravity IDEとAntigravity CLIを区別しています。IDEにはMCP StoreとJSON編集があります。CLIには対話型の/mcp管理画面がありますが、CLIで見える状態だけではデスクトップIDEが同じ設定を読み込んだとは判断できません。

1. 設定Storeの項目を選ぶか、信頼できるサーバーを定義します。
2. 再読み込みグローバルまたはプロジェクト設定を読み直します。
3. 確認結果を確かめやすい小さな読み取りを実行します。

グローバル設定とプロジェクト設定の選び方

必要な範囲だけに限定します。複数案件で常用する個人ツールはグローバル、共有・レビュー・削除をプロジェクト単位で行いたいサーバーはワークスペース設定が向いています。

場所向いている用途注意点
~/.gemini/config/mcp_config.json信頼済みドキュメントなど、複数プロジェクトで使う個人サーバー。多くのワークスペースから見える可能性があります。認証情報と接続アカウントを限定します。
.agents/mcp_config.jsonプロジェクト固有サーバー、またはチームで再現する設定。未知のリポジトリでは実行前に内容を確認し、秘密情報をコミットしません。
MCP StoreAntigravityの画面から導入できる対応済み連携。Store掲載だけで安全とは判断せず、提供元・権限・操作を確認します。
Antigravity CLI /mcpターミナル製品での対話型管理。実際に利用するIDE側でもサーバーと範囲を別途確認します。

MCP Storeからサーバーをインストールする

実際のプロジェクトを開き、ログインと初期化が終わるまで待ちます。エージェントパネル上部の3点メニューからMCP Serversを選びます。対応サーバーにカーソルを合わせてInstallを選ぶか、詳細を先に読みます。公式の認証フローを完了し、一覧に戻って表示と状態を確認します。

最初は1台だけ追加してください。同時に多くのサーバーを入れると、どのプロセス、認証情報、ツール定義が失敗したか切り分けにくくなります。エージェントが選ぶツールも増えます。提供元が明確な1台、1つの認証、1つのテスト要求から始める方が安全です。

MCP Serversを開く前の実際のAntigravity IDE設定とエージェントパネル
メニュー名は更新で変わる場合がありますが、MCP管理はエージェント画面またはカスタマイズ画面から始めます。
  1. 手順1 — エージェントパネルの3点メニューを開きます。
  2. 手順2 — MCP Serversを選び、提供元と要求権限を確認します。
  3. 手順3 — 1台をインストールし、公式認証を終えて再読み込みします。
  4. 手順4 — 安全な読み取りを依頼し、結果と許可内容を確認します。

mcp_config.jsonで独自サーバーを追加する

Storeにない場合はManage MCP ServersからView raw configを開きます。公式に案内されているグローバルファイルは~/.gemini/config/mcp_config.json、プロジェクト用は.agents/mcp_config.jsonです。ルートには1つのmcpServersオブジェクトを置きます。command、args、エンドポイント、認証方式は必ずサーバー提供元の一次資料から取得します。

下の例は意図的に動作しません。stdioではcommandとargsでプロセスを起動します。現行のリモート設定ではGoogleはserverUrlを案内しており、古いurlやhttpUrlは認識されない可能性があります。パッケージ名やCDNの規則からURLを推測せず、秘密鍵をGitへ保存しないでください。

{
  "mcpServers": {
    "example-server": {
      "command": "OFFICIAL_COMMAND",
      "args": ["OFFICIAL_ARGUMENT"]
    },
    "example-remote": {
      "serverUrl": "https://OFFICIAL_EXAMPLE_ENDPOINT/mcp"
    }
  }
}

これは構造例であり、実在する接続先ではありません。実行ファイル、URL、ヘッダー、OAuth設定は選んだサーバーの公式資料だけから取得してください。

MCPサーバーを再読み込みして確認する

有効なJSONを保存し、サーバー一覧へ戻って再読み込みします。正しく読まれると、サーバー名とツールまたはリソースを確認できます。最初から書き込みを依頼せず、利用可能なリソースの一覧、機密性のないテスト文書の読み取り、ツール名の表示などから始めます。

認証がある場合は、利用中のアカウントと許可範囲を確認します。緑色の状態表示は接続を示すだけで、機密データへの利用が安全という意味ではありません。ツール名、引数、返された出典を確認してから、許可を記憶させるか判断します。

小規模プロジェクトでMCPを試す実際のAntigravity IDE画面
本番コードや外部アカウントへ接続する前に、小さなワークスペースで無害な要求を試します。
  • 読み込み — 期待したサーバー名が表示され、ツール一覧を確認できます。
  • 認証 — アカウントと許可範囲が目的のプロジェクトに一致します。
  • 根拠 — 読み取りテストが想定した情報源を返します。
  • 復旧 — 設定の無効化、トークン失効、項目削除の方法が分かります。

MCPのセキュリティと権限ルール

各サーバーを、データ境界をまたぐコードとして扱います。一次提供元または内容を確認できるリポジトリを優先し、可能ならバージョンを固定します。出所不明の手順にあるダウンロード即実行コマンドは避けます。データベースやクラウドには、本番所有者ではなく最小権限の開発用アカウントを使います。

プロジェクト設定に置いても自動的にサンドボックス化されるわけではありません。プロセスはOSアカウントが許可する範囲を読める可能性があります。秘密情報をプロンプトやコミット対象JSONに入れません。書き込み、削除、デプロイ、決済、メッセージ送信、アカウント管理は、明確な運用規則ができるまで毎回レビューします。

エージェントとターミナルの実行ポリシーを示す実際のAntigravity設定画面
MCPとターミナルはレビュー重視の権限から始め、管理されたテスト後にだけ自動化を広げます。

Antigravity IDEとWSLのMCPエラーを直す

主な原因は、設定範囲の違い、JSONエラー、PATH、認証、WindowsとWSLのパス混在です。一度に1項目だけ変更します。

再読み込みしてもサーバーが表示されない

JSONを検証し、mcpServersがルートにあるか、Manage MCP Serversが示したファイルを編集したか確認します。別のグローバルまたはローカル設定も探します。通常の再読み込みが失敗してからIDEを再起動します。

通常のターミナルでは動くがIDEでは動かない

GUIプロセスのPATH、ホーム、シェル、環境変数が異なる場合があります。提供元が対応していれば実行ファイルを絶対パスで指定し、システム環境を変えた後はAntigravityを開き直します。

WSLからMCPを起動できない

どちらのOSがプロセスを起動するか決めます。Windows版IDEからLinuxコマンドを動かす場合はwsl.exeを明示し、その内部ではLinuxパスを使います。WSLプロセスへC:\をLinuxパスのように渡しません。同じコマンドをIDE外で先に試します。

リモート接続はできるがツールがない

公式エンドポイント、認証、トランスポートを確認します。現行設定はserverUrlを使います。製品紹介ページや管理画面のURLはMCPエンドポイントではありません。

起動と停止を繰り返す

秘密情報を出さずにプロセスを直接実行しstderrを確認します。ランタイム不足、非対応バージョン、stdoutへの余計なログ、期限切れ認証が代表例です。

最新版とダウンロード元の確認

本サイトはソフトウェアのダウンロード情報を扱うため、公開前に最新版を確認しました。2026年7月24日時点でGoogle公式changelogは2026年6月25日付のv2.2.1を掲載していました。サイト側もすでにv2.2.1だったため、バージョン番号の更新は不要でした。このページは未確認の容量、チェックサム、安全性診断、固定パッケージURLを作りません。

ダウンロードボタンは検証済みの公式ページへ移動します。段階配信の場合があるため、インストール時にもう一度確認してください。現在のMCPパスとリモート設定形式は、下記の公式ドキュメントを最終基準とします。

公式資料

Antigravity IDE MCPのよくある質問

Antigravity IDEはMCPサーバーに対応していますか?

はい。Google公式資料はMCP Storeと、ローカル/リモート用のmcp_config.json設定を案内しています。

MCP設定ファイルはどこですか?

グローバル設定は~/.gemini/config/mcp_config.jsonです。特定プロジェクトではリポジトリ内の.agents/mcp_config.jsonを使えます。

MCPサーバーをインストールするには?

エージェントパネルの3点メニューからMCP Serversを開き、提供元と権限を確認してInstallを選びます。独自サーバーはManage MCP Serversから設定します。

追加したMCPサーバーが表示されないのはなぜ?

JSON、編集中のファイル、PATH、認証、リモート設定のserverUrlを確認してください。IDE全体の再起動前に設定を再読み込みします。

WSLからMCPサーバーを実行できますか?

WindowsとWSLの境界をコマンドとパスで明示すれば可能です。同じwsl.exeコマンドを先に単独で試し、WindowsパスとLinuxパスを混ぜないでください。

MCPを自動承認しても安全ですか?

一律の自動承認は避けます。読み取りから始め、書き込み、コマンド実行、デプロイ、認証情報、外部アカウント操作は毎回確認してください。